ガバナー公式訪問・合同例会

2025年8月22日(金)にガバナー公式訪問・合同例会に参加してまいりました。

例年では各クラブごとにガバナーが訪問されるのですが、新たな試みとして他クラブと合同例会が開催されました。
今回の合同例会では大阪梅田東RC、大阪淀川RC、摂津RC、大阪城東RC、寝屋川RC、大阪心斎橋RC、大阪ユニバーサルシティRC、大阪城南RCと当クラブ合わせて9クラブ総勢191名がホテルグランヴィア大阪に集まりました。

例会では、ロータリーソング斉唱から始まり、大阪淀川RC会長のご挨拶、各種案内の後に𠮷川ガバナーによる卓話が行われました。

卓話で𠮷川ガバナーは第2660地区の2025-2026年度の活動スタンスを伝えられました。
Enjoy Rotary through learning & personal exchanges.
『学びと交流を通してロータリーを楽しもう』

ロータリークラブで今やらなければならいことは、クラブ(地区)の活性化でそれに必要な2つのキーワードをご紹介いただきました。
それは『温故創新』と『交流』です。 ~以下より𠮷川ガバナーコメントです~

ロータリー100年を超える歴史があります。伝統と歴史から学ぶものもとても多くあります。そうしたところから、ロータリーのど真ん中にあるもの、思いや考えをしっかりと学びながらも、今の時代にふさわしい行動様式や、一部、思考パターンも変えていかなければ、環境変化に対応できないことは明らかです。
デジタルの活用も積極的に進めていきたい。バーチャルとリアルの融合の機会も作っていきたいと思います。新たな斬新なスタイルにもしっかりと取り組んでいきたいということであります。
過去にロータリーRI会長は、変化にというキーワードでもって様々なメッセージを発信されています。
・MAKING A DIFFERENCE 変化をもたらす。
・ロータリーの変革と成長の機会に目を向ける。
・継続と変化のバランスをとることの重要性。
常に変化や革新が求められてきました。変化を行動に移すには勇気が要ります。つまずくことも失敗することもあります。ただ、そうした果敢な挑戦や経験が次なる成果につながると信じています。
皆さんと一緒に、ぜひチャレンジをしていきたい。そしてチェンジしていかなければいけない。行動方針であります「より大きなインパクトをもたらす」「適応力を高める」という意味においてでもあります。温故創新の精神で存分にチャレンジ・チェンジしていきたい。

次に、交流についてであります。
地区内において新たな交流の機会を創出していきたいと考えています。クラブの活性化も目指さなければなりません。
私は、地区への経験・出向が全くなかったものですから、地区を知るためガバナーノミニーの時に78クラブを回らせていただきました。
皆さん方には本当に温かくお迎えいただきました。「まだ来るのは早いんちゃいますか?」みたいなことも言われました。温かくガバナーになることを迎え入れていただいて、本当に感謝しています。回りながら、いろんなことを考える良い機会になりました。
今年度から交流活性化委員会を新設させていただきます。
異なるクラブ同士が、それぞれの奉仕活動や趣味などを通して交流をする。そしてクラブのみならず、地区全体で交流が活性化する。そうすることで、ロータリーの会員であることの楽しさ、価値が増していく、ということで、地区全体が活性化するということを願っています。
地区における親睦・交流を交流活性化委員会が主催するのではありません。あくまでバックアップしていくということであります。
「SPORT FOR TOMORROW」というのは、タンザニアで私が知った言葉であります。外務省所管の「草の根文化無償協力資金」というものがあります。スポーツを通して地域、国の発展に寄与する。スポーツに関わる青少年の育成に寄与する。そうして将来の成長を支える人づくりをする。我々もそれの一端に参加させていただいて、甲子園スタジアムが立ち上がることになったわけです。
地区においても、スポーツを通して、FOR TOMORROW、すなわち明日のロータリーを活性化するための仕掛けにできないだろうかということであります。
スポーツや趣味を通して、仲間、先輩、後輩といったつながりによってロータリーの入会促進にもつながります。退会防止にもなる。そうした交流活動を積極的に進めていくサポートをしたいということであります。
娯楽だけでなく、奉仕活動でも地区における繋がりを生む機会をつくっていきたいと思っております。
地区内では囲碁大会を開催したいと思っております。また、さまざまな同好会活動を、新たにつくった地区のウェブサイトで共有していきたい。
さらには、ボウリング大会も開催したい。参加することでポリオ活動や子ども食堂への支援にしていく形にしたいと考えております。地区内には子ども食堂支援を行っているクラブが多くあります。
以上を踏まえ、地区の年次目標は以下の通りであります。

「より大きなインパクトをもたらす。」当地区は補助金の活用度合いが全国の中でもトップクラスだと財団委員の方からレクチャーを受けました。より早く、自発的に大きなインパクトを呼ぶ、小さなことでもいいですから、財団補助金を使った活動を目の前で、喜びを共有できるような補助金であれば、なお素晴らしいなと思います。そうして奉仕活動がインパクトにつながるようなことが実現できればいいなと思っています。
財団寄付目標であります、年次寄付目標:150ドル、ポリオプラス:50ドル、恒久基金寄付:30ドル。ローターアクトクラブにも100ドルが求められていますのでぜひお願いします。
参加者の基盤を広げるということでは、衛星クラブの新たな立ち上げや新クラブ立ち上げにチャレンジしていただきたいなと思っています。そうして積極的な交流を促進するための合同例会の機会も増やしていただきたいと思っています。交流によるクラブの活性化を促進してほしいという思いであります。
そしてMy Rotaryへの登録。My Rotaryの登録率は上がってきていますけども、クラブごとにまだ格差があります。登録いただければ様々な引き出しがそこにはあります。ぜひMy Rotaryの登録を進めていただきたいと思います。

本年度のRI会長メッセージは、「よいことのために手を取り合おう」です。
さて、各クラブがそれぞれ素晴らしい活動をされていることを実感しております。
例えば、米山奨学金制度。
先日、関西米山学友会40周年の式典に出席してまいりました。学友が現役の奨学生をフォローしています。このような活動が事業を支えているのだと思いました。
そして、インターアクト。去る6月にインターアクトクラブを擁する各学校を訪問してまいりました。
各校共にロータリークラブへは大変好印象を持たれていました。
例えば、昨年度の尾身茂先生への対談は貴重な経験となったとのこと。また、大阪・関西万博テーマウィーク「平和と人権」では世界に生徒が発信する機会を与えられ、大変名誉なことだと。
このテーマウィークについては、みなさんも地区のウェブサイトから視聴登録をお願いしたいです。
将来、彼らが大人になった時にロータリーの記憶がよみがえり、ロータリーへの参加者や支援者となってくれることでしょう。
ただ、これらの素晴らしい活動には、資金とマンパワーが要ります。ロータリーの最大の資産は会員そのものであります。
したがって、会員増強が求められるのです。地区の会員数は5500人から3500人に減少しています。
クラブや地区の交流活性化が必要です。
クラブだけがロータリーではない。クラブ同士を繋げる試みに是非参加を。

地区内の会員を知る機会となる、ガバナー月信の「地区内ロータリアンご紹介」へもぜひ協力いただきたい。 最後、お願いばかりになりましたが、何とかしてクラブと地区を盛り上げていきたいと思っています。 ~以上~

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